選挙の投票率は何故大切なのか

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(尾道・福山で少子高齢化対策に関わるデイサービス看護師)選挙の投票率は何故大切なのか

私が住む広島県福山市の
市長選挙が、先月末にありました。

その時に医療・福祉の視点で感じた
私の感想を書いてみました。

実は、その選挙の投票率は『36.06%』台でした。

投票率で、よく勘違いされやすいのは・・・・・・

投票率は、選挙で市長や議員を
決めるだけのモノではありません。

投票率イコール住民の社会への関心度の割合

でもあるのです。

他の市町村の
様子もたまに新聞などで観ると・・・

福山市だけに限った事では
ないのですが、現在医療や福祉
関係に携わっている私の目には・・・

市民の誰もが、
『予想だにしていない流れ』に
国会で話が進んでいる事態があり・・・

いずれ、市民が個人個人で
自分の身を守る為に、市の
『未来』を理解しないと・・・

人生の最後で『地獄』をみる事に
なる『格差社会』傾向に巻き込まれかねません。

実は・・・・・・

2025年どころか、2020年には
その仕組みが完成し、誰もが
文句を言えない形に話が進んでいるという不安があります。

その2020年に訪れる事態の一つとは
『介護保険制度の改革』です。

介護保険制度の見直し

介護保険法が2000年に始まり、
その後、徐々に要介護高齢者も増加し
医療費・介護費も上がり、幾度か法改正がありました。

そして、現在・・・・・・

今後、介護が必要な高齢者を
市や住民だけで(ほとんど)サポート
していくシステムが徐々に始まっていますが・・・・・・

市や住民(特に介護離職とかしている世帯)が
望む事と、国が考えている
介護保険制度の方向とは微妙に食い違いがあります。

今後要支援者だけでなく、
要介護1・2の高齢者も
介護サービスを受けるのが厳しい時代になります。

要介護1・2の高齢者も介護サービスを受けるのが厳しい

だからこそ、その時の為に
次の策(セカンドプラン)を
市町村で考えていく取り組みがないといけません。

その『2020年』頃に来ると予想される
事態にどれだけの市民が真剣に
向き合っているかを観る指標の一つが・・・・・・

投票率でもあったのですが。

私のいる福山市は、やはりまだまだ『低い』です。

このような『低投票率』だと、
国(財務省・厚労省)も安心していろいろな法案が採決しやすいと思います。

『異論』を唱える市民が、皆無(無関心)に等しいからです。

そして、全てが採決されてから
文句を言っても既に手遅れです。

低投票率イコール少子高齢化
への関心が薄いという事であり、『来るべき事態』への対策が遅れます。

そして、そのツケは強烈に
若い世代に降りかかります!

何故なら、これから年金・介護保険の徴収も
厳しくなるからです。

特に介護保険税は、徴収年齢が
40歳以上だったのが、おそらく
30(下手をすれば20代)歳に下げてくるからです。

20歳・30歳代の若い世代も介護保険料を支払う時代に

こういった事態を未然に防ぐ為、
全国介護支援専門員協会も、厚労省に
実施再検討の意見を何度も求めています。

そういった目に移りにくい絶え間ない
懸命な活動も果たしてどれだけの市民が知っているか・・・・・・ですね。

今のうちに何が出来るのか?

私も、まだまだ情報と
実践を深めていかないといけない渦中にあります。

起きてからでも間に合う事と
起きてからでは遅い事の区別は
重要なのではないかと思います。

今後も看護師として尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

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