福山市内での統廃合と地域包括ケアの繋がりについて

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(尾道・福山で少子高齢化対策に関わる介護系看護師)福山市内での統廃合と地域包括ケアの繋がりについて

昨日、広島県福山市立
服部小学校に行って
『小中廃校』について市教育委員会のお話を聞いてきました。

現在一層進んでいる少子化!

そうなると、市の予算の兼ね合いで
生徒数の少ない福山市の小中学校が廃校に至る……

辛い事実ですが、その方向への話の
展開は分かります。

ただ、それを実施した後に
何を以て廃校された地域の
サポートを行うのかを聴いてみると……

その内容があまりにも『薄い』のです!

正直言って、このままの体制で
統廃合(廃校)を進めても……

様々な分野において、恐らく
廃校5~6年後に・・・・・・

少子高齢化の激しい
『地域格差』が起こるのではないか!

そう、私は睨んでいます!

私は数日前に、尾道駅前の
しまなみ交流館であった
学習会の事を思い出していました。

そう、介護保険が改正されて
新たに全国に推進が発足された
『地域包括ケアシステム』についてです。

その地域包括ケアシステムの
資料に、倉敷市の事例が
書いてある内容等を目にしました。

それは、小中学生に協力して
もらい、認知症対策を行ったり
身体が不自由な高齢者のゴミ捨てを手伝ったり……

なのですが……

廃校になった地域は、もう
この子供たちとの連携施策を
実施出来なくなるのではないか?

そのような心配をしてしまいます。

何故心配か?

他県から福山市に引っ越して
きた若い親子は、絶対
小中学校が近いところに住みたがるからです。

しかし、山間部の服部や東村町には
もうすぐ、その学校が無くなる。

こういった山間部地域に
生じる少子化による
『課題』を、どうカバーするか!

市教育委員会は、この事に対し
どこまでの解決案を用意して
いるのか?私はその答えを得る事が出来ませんでした。

もちろん、統廃合した方が
町にとっても良い地域はあると考えています。

ですが、少なくとも私が在住する東村町では……

このような状況で、予算だけを
意識した統廃合を実施した後の町の活性化が……

どうしても私にはイメージが出来ないのです。

今後、タイムリミットの課せられた重要な課題です。

今後も看護師として尾道~福山市内で頑張ります!

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