介護系看護師が医療・福祉に就職当初で注意すべきと考えた事!

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(尾道・福山で少子高齢化対策に走るデイサービス希望看護師)介護・医療の現場入職後注意したい事!

皆様、貴重なお時間の中私の記事を見て下さり、本当にありがとうございます。

私が以前ある職場に仕事に就いて4日目の出勤だった時に気付かされた教訓についてお話したいと思います。

上記の時期で、予想はしていましたが先輩の職員さんから以下ご指摘を受けました。

「どこまでお仕事の事が分かりましたか?他の人達からどこまで教わりましたか?」と。

普通に聞けば、当然のごときご質問だと思います。しかし、この内容には自分の今後を大きく左右する大きな意味があると私は知っていました。

まず、上記の質問に私が答えた内容は、後にその職場の先輩経由で、周囲のスタッフに私がどの範囲のお仕事が出来るのかがまず伝わります。ただし、スタッフ(先輩方)も個人の時間は大切だと思うので、どんな業務がどこまで出来るかはお話し合う事はあっても、どんな手順で行うかまでは大抵お話しないと思います。

ただ、ここで認識しておかないといけないと感じた事は”スタッフも考え方は十人十色”だから、意見・考え方・現場の業務手順の多少の違いがある事を極端に警戒しない事だと考えています。

そして、更に、何より大切な事があります。

それは、職場に出勤する前はきちんと深呼吸して気持ちをリフレッシュさせてでも(どうしても初めての職場なので緊張感は完全には隠せないと思いますが)不安な事や分からない事が現場で発生しても決して挙動不審な感じを表に出さない事です。

必要以上の動揺感(廊下を慌てて走る仕草をしてしまったり、報告したい事がうまく整理出来てなかったり、必要以上の遠慮感をスタッフに出したり等)を表に出してしまうとします。

すると、考え方が十人十色なスタッフの立場からはその新人の”動揺した不安そうな姿”すなわち”マイナスな一面”しか見えなくなるという恐るべき現象が発生してしまいます。

看護師さんも毎日同じ人ばかりが出勤しているとは限りません。

また、職務も各スタッフ(介護施設系を例に出せば、看護師・介護士・生活相談員・責任者等)によって所々やり方が違う事も当然あると踏んでいました。

ただ、実は上記のような「どこまで分かったか」を説明する事は実は簡単なようで、一歩答え方を誤ったらとんでもない事になる、とても難しい御質問だと、私自身も過去の失敗から痛いほど思い知らされています。

もし、就職したところがブラック企業なら一歩間違えば大きな事故にすらなる事も少なくないと思います。

だから、そのような質問がきたら、その返答の文言をどうしようか、前もって考えておく事が必要だと思うのです。

看護師の立場で介護施設を例にすると、大抵は以下の内容がポイントになると思われます。

  • お年寄りの顔とお名前はもう覚えましたか?
  • 何人の方にバイタルサイン測定に関わりましたか?
  • 処置するお年寄りは何人いて、どんな処置をするか分かりますか?
  • 誰の処置に今まで関わりましたか?
  • お年寄りの係りつけ医がどのDrか分かりますか?
  • 各お年寄りの食事・排泄・入浴(清拭・足浴)・移動(歩行器・車いすなど)違いは分かりましたか?
  • 各お年寄りの持つ病気(既往歴)の特徴・注意点は分かってますか?
  • 各お年寄りの定期・臨時・頓服内服薬はどこまでポイントが理解出来ましたか?
  • お年寄りの方でデイサービス・訪問看護・リハビリ・他科往診の曜日、利用の時、(看護・介護)スタッフで用意しないといけない事(の有無)は分かりますか?
  • 緊急時の連絡手順・連絡先(優先順位)・日中と夜間時の対応の違い等どこまで把握出来てますか?

他にもいくつかありますが、挙げていくと膨大になるので、またの機会にしたいと思いますが・・・。

ここで大切なのは、上記の事を完全に理解する事ではなく、どこまで理解できているのかを自己分析出来ている事です。人間モノを覚えるのには個人差は当然あります。だからこそ分からない事があった時それを尋ねる為に身近にいらっしゃるスタッフに「相談」したらいいと思うのです。それが「報告」「連絡」「相談」になってきます。もちろん私も今後気を付けなければならない事なのですが。

だから、上記のようなやり取りがある時は逆に考えれば、今まで見えなかった職場さんの一面を更に深く垣間見て自分のポジションを徐々に形成する事が出来る貴重なチャンスでもあると私は思っています。

そういった事象にコツコツ遭遇しながら、引き続き、新たな課題も見えてきたら、しっかり今まで自分が理解出来た事!まだ、理解出来てない事!この二つをしっかり整理していかなければならないのではないかと考えて動く事だとが大切なのではないでしょうか。

貴重なチャンス(情報)はどんどんいただいて”食べちゃいましょう”(笑)

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
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皆様の貴重な応援が、私の更なる元気と勇気につながります。

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