何故少子高齢化に安らぎを意識しているのか!「医療現場」と「介護現場」に密着2

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(尾道・福山で少子高齢化対策に走るデイサービス希望看護師)少子高齢化に安らぎを求める看護師「藤原」2

今回も私の記事をご覧下さり、誠にありがとうございます!

私は、もし自分の原点(今、抱いている目標)を見失いそうになった時は、この(今も続いている問題である)動画を観て、改めて今、起こっている現場での問題と法的な改正案とを照らし合わせて考えようとしています。

結論からお話します。

この動画や私の過去の経験・現場(病院・介護施設)の現状を観て、分析し“今、必要”だと気付き、私が目指しているのは、看護師による「介護予防訓練」の拡大化です。

そして、その発想に至った理由についてですが、少しお話が長くなるのでコツコツ順を追って(記事を次回とも含め)説明させてください。

 

では、まず!
(一例として)上記動画で登場された看護師さん、そして手術室ではなく一般病棟と介護現場で勤務を体験した私との情報を照らし合わせて、整理しないといけないのは!

  • 今、現場の何が危険なのか?

  • 今、自分の立場で(特に、職務と両立して)改善できる活動はないのか?

  • 今、行う活動を実現させる為には、どんな許可・資源・人財・方法といった協力が必要なのか?

  • 自分の行う活動を単発で終わらせない為にはどうすれば良いのか?

が、重要になってきます。

そこで、まず、“現場の何が危険なのか?”を看護師の視点で「病院」と「介護」の現場に分けて考えてみました。ただ、結局この2つの現場の危険は一つの糸でつながっていた事にも気付きました(次回で更に詳しくお話させて下さい)。

※ では、まず病院の気になる問題点です。大きく分けて(詳細に書くと、かなり長くなるので追々別の記事で説明させてください)

  1. 労働形態の現状(人手不足・時間外労働の真の実態)
  2. 組織のシステムと現在の法案とのかみ合わせの矛盾
  3. 亜急性期(回復期)患者の入院延期の急増(介護目的の入院や行き場のない生活保護受給者の入院等)
  4. パワーハラスメント(パワハラ)やモラルハラスメント(モラハラ)、スタンドプレイ職員発生の背景
    (※ 特にモラルハラスメントの実態は、私以外にもかなりの同職者の方からも報告を受けています)

 

ちなみに”3”の亜急性期(回復期)とは以下の意味です(読売新聞2014年10月4日の記事より)

 高度急性期・急性期・亜急性期(回復期)とは

 

※ 次に介護現場での問題点ですが(最近まで関わってましたので、特に詳細ですいません)

  1. 介護現場は人手不足の際、現場3人分の業務を介護士1人で補ったり、生活相談員が事務業務を後回し(残業)してでも業務補填している。看護師はこの3人+医療業務。
  2. 看護師が、現場で認知症・寝たきり防止の為の介護予防訓練と指導(個別機能訓練・運動器訓練)に重視したいが、短時間しか時間が確保出来ず、他介護職員から「訓練に時間かけすぎないで早く介護業務手伝ってください」「無駄話ばかりするのはやめてください」と解釈され、それに従わざる負えない現状(健康指導も“無駄話”と解釈されてしまう現状)。
  3. 人手不足による影響なのか、各個人でスタンドプレイがポツポツ発生しやすく、チームプレイの業務が(形だけ仕事になるように効率性ばかり重視された)妥協プレイの形になってしまっている。
  4. 看護師が急変の可能性があり、医療的な観察が必要な利用者(お年寄り等)を付き添っている時、一部介護士の人から「そんなところであぶら売らないで他の現場に行ってくれないと困るんじゃけど。今、忙しいんじゃけぇ!」等、危機的状況の確認もせず、決めつけと焦りで言動するケースの実態。
  5. もし、上記状況で介護士間で先輩が部下にパワハラ・モラハラが発生しても、人手不足の問題もあり、上司もその問題の職員を人事異動や解雇には出来ないし、部下も必要以上に問題指摘するのが怖くて我慢するか辞めるかしてしまい、問題はどんどん膨らむ実態。

といった点が主に目に付き、また、同じ業務をやっている知人からも同様の事例を耳にしました。
ただ、介護職者の方でも看護者以上にお年寄りの観察とケアを真剣に身を削って取り組まれてる方もいらっしゃいました。
大変な現場の中で、それは私達看護者側にとっても、すごい励みと学ぶ部分でもありました。

 

この事実を聞いた他職種の方の中には看護師でも介護士でもない私達には関係ないわーとか思われるかもしれません。

ただ、今、私達の払っている税金・そして今回消費増税になった根幹は、この医療・介護問題の解決に関連しての(厚労省の措置の1つ)ものだという事を今一度補足させて下さい。

だから、その税金が今後私達の生活にどう、有効利用されるかというところを絶対に見逃してはならないのです(自分の身は自分で守る為にも)。

では
次の記事では、今回の問題指摘で不足していた説明の補足と、“今、何が必要なのか”についてのお話をさせてください。

 

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
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