私は現在デイサービスでお年寄りの昼食後・食間薬などの管理もさせてもらっています。
その際に必ず内服薬・インシュリンなどの「誤薬防止」の為に行なっていた事(薬の確認方法)があります。
その薬の確認方法は、私が以前病院に勤務していた頃から実施していた方法です。
特に夜勤に入る時には20人以上の患者さんの管理責任が自分にかかる為、より慎重に行っていました。
その方法は主に5つのポイントに分かれ、それを「声に出して」確認作業していました。
- 正しい患者名(お年寄りのお名前)
- 正しい薬の量(何錠・何ミリ内服するのか等)
- 正しい薬の内服などの時間
- 正しい薬か(薬の使用期限とか、薬の名前等)
- 正しい薬の投与方法か(点滴か、内服か、座薬か、筋肉・皮下注射か等)
以上の5つのルールを別名「薬の5R確認」と言います。
この確認方法を患者さんに投与するまでの時点で最低3回行えば、大抵薬の管理で失敗する可能性は格段に低いと言われています。
ただ、基本的に薬は「人間が取り扱うモノ」です。
だから物事において「完璧」というモノは常に存在しないという「危険」も注意しながら、今後も落ち着いた管理で臨みたいというのが私の見解です。
では、次回あたりで、その5つの確認に加えて、更に別の「薬の管理」の話題を書いていこうと思います。
※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
もし、記事に共感いただけましたらシェア、もしくは以下の” はてなブックマーク・Twitter・いいね! ”ボタン等を押していただけると凄くうれしいです。
皆様の貴重な応援が、私の更なる元気と勇気につながります。