骨折予防の為に骨を強くする4つのポイント(その2)

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(尾道・福山で少子高齢化対策に走るデイサービス看護師)骨折、そして寝たきりにならない為の骨を丈夫にする為の4つのポイントとは「その2」!

以前に、骨折→入院→寝たきりという危険な世界に突入しない為にも、寝たきり防止を前提とした「骨折対策」として骨を強くするポイントについてお話させていただきました。

そして、その「骨」を強くする条件は、大きく最低でも以下4つに分かれている事についても触れさせていただきました。

  1. ビタミンDの摂取
  2. カルシウムの摂取
  3. 日光浴を適度に行う
  4. 最低限、筋肉が拘縮しないような有酸素運動を心掛ける

では、その効用についてお話していきたいと思います。

まず、ビタミンDの摂取は、骨の力を高めるカルシウムの活性化に必要になってきます。ただ単にカルシウムを摂っただけでは、カルシウムは血液中で泳いでいるだけです。

そのバランスを調整する役目として大切なのは、やはりビタミンDと「リン」ではないかと言われています。その栄養がうまくバランスよく摂取出来て初めて、血液だけでなく骨にもカルシウムが入り、活性化して「骨を丈夫にする」とされています。

ビタミンDは主に「干ししいたけ」「ウナギ」「さんま」「さけ(鮭)」「いくら」などに多く含まれていると言われています。

カルシウムは「木綿豆腐」「わかさぎ」「牛乳」「マイワシ」「乾燥ひじき」「小松菜」などに多く含まれていると言われています。

また、そのビタミンDを皮下で合成してカルシウムの活性化を助け、骨を丈夫にする「日光浴(ガラス越しでない事)」も、とても大切です。

ただ、夏場では長々とは日光浴は出来ない(猛暑)なので、その時折の気候や体調も考えて行う事が大切になってきます。

あと、有酸素運動での歩行などといった「運動」も身体の重力の刺激が影響して骨を強くすると言われています。これは、過去に高齢者を対象に「歩行運動による骨量増加」のテストを行った施設様があり、実際「骨量増加」したというデータがある位です。

以上のようなポイントを大切にして、より効率的な「骨形成」をも意識した介護予防策を行えば、より安全・かつ自分らしい生活を行えるきっかけ作りにも繋がるのではないかと私は思いますが、どうでしょうか。

今後も尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

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