介護予防に努めるという事は「健康」にも努めるという事に繋がります。
健康を考えた時、私はよく介護予防運動を実施している職場・もしくは以前働いていた病院でもあった事を思い出します。
それはお年寄りからよく「健康」についての相談を受ける事があり、その相談内容についてです。
そのお年寄りのご相談中、その中でよく出てくる発言「ワード」があります。
「私、昔○○になって大事(おおごと)だった」
「私、○○になって手術して沢山物食べられなくなったの」
「私、○○になっても、もうこの歳だから手術はしないわ」
「私の主人は○○でもうこの世にいないから、私だけでなんとか過ごすしかないわ」
結構お話を聴いてみると、上記の会話が多いです。
一般人が聞けば、そのキーワード名だけで「ネガティブ」になりそうなその○○の病気名。
それは「がん(悪性腫瘍)」!
やはり、ある程度お年を召された方々はいくつかの病気の経験をお持ちだったり、配偶者とかの数多くの病気にも立ち会ってきたからこそ「よく出るワード」だったのかとも思いました。
かなり前から日本人の死亡病名の第1位は悪性新生物(がん)だと言われる位、日本ではこの病気は未だ多く増加中です。
(最新がん統計:[がん情報サービス]より)
http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
そして2人に1人は一生のうちに必ずその病気を体験しているという驚愕の事実(厚労省の統計より)。
ただ、上記ページでもありますように、現在ではがん対策の医学・組織も進歩してきたのではないかとも私は感じました。
ですが、それでも今後「自分は絶対大丈夫」という保証は「やはり」し難いとも言えます。
そこで、今回「日本対がん協会(http://www.jcancer.jp/)」という法人さんで立案されていた「がんを防ぐ為の12か条」という内容に注目しました。
やはり「病は気から」とも「医食同源」と昔から伝えられているように、その以下12か条も自分の身体を守る為のヒントとして繋がってくると思うのです。
- たばこは吸わない
- 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
- お酒はほどほどに
- バランスのとれた食生活を
- 塩辛い食品は控えめに
- 野菜や果物は豊富に
- 適度に運動
- 適切な体重維持
- ウイルスや細菌の感染予防と治療
- 定期的ながん検診を
- 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
- 正しいがん情報でがんを知ることから
聴くと「耳が痛い」事も多いとは思いますが、日本人の2人に1人は「がん」にかかるこの時代、やはり意識(予防策の実施)は大切なのでしょう、私も当然の事ながら。
人生生きていたらいろいろあります。ただ、未来で後悔したくないなら「ハメをはずす」のも程々に・・・って事(警鐘)だと考えてしまいます。
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