看護師が病院・福祉施設で課せられている重責に潜む4つの背景とは!

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(尾道・福山で少子高齢化対策に関わるデイサービス看護師)看護師が病院等で課せられる重責・ストレスとかの背後にある「4つの現場の真実」とは!

以前にも近い内容は記載した事がありましたが、看護師が病院・施設で課せられている重責についてここで、触れておきたいと思います。

看護師の業務は職場の状況・経営内容にもよりますが、大抵は「暇ばっかり」なんて職場はほとんど存在しません。

その中でも特に今回触れておきたい現場は「病院」です!

実は、とある病院で看護師さんの残業時間のアンケートを行われたそうです。その結果、残業時間が2時間前後という職場が全体の4割近く1時間前後のと足せば8割位の方々が残業で居残りしているそうです。

労働基準法にもあると私は記憶していますが、まず、サービス残業(申し送り・事例研究・職場レポート提出・会議等も含む)は基本的に法的に禁止されています。残業したなら職場は、必ず残業手当の申請に応じなければならない規定になっているはずです。

次に、看護師さんがよく訴えている苦痛の中でも代表的なのがいくつかあります。

ただ、その看護師さん現場の悩みで特に目耳立つのは以下の4つでした。

  1. 人間関係(職場の上司・同僚・部下・患者等)の衝突!
  2. 残業せざるを得ない処置・記録・職場患者の研究事例絡み(クリニカルラダー)等を行う現状!
  3. 医療の高度化(医療機器・製薬の会社の新製品の仕組みも理解しないといけない等)!
  4. 病院の患者さんの高齢化と患者数増加に伴う医療の介護化!

この4つは、病院の看護師の業務上まさに「病院で働こうにも長続きしないリスクファクター(危険因子)」とも言えるのではないでしょうか。

事実、過去にこの4つ等が原因で過労死事件から(ストレスたまった上での)犯罪系まがいの事まで多く発生しています。本当に同じ看護師として悲しく・そして悔しい事です。

どれだけ厳しい夜勤とかこなして、それなりの収入が得られたとしても、廃人みたいにボロボロ(不整脈・ヘルペス・脳梗塞・腰痛・感染症等)になってしまったり、命を落としたり、檻の中に入ってしまっては本当に何の為に看護師やってるのだか、分かりません!!

そのような悲劇が増えない為にも上記4つは今後も更に「病院内の人も病院外の人も」本気で考えないと真の解決策は導き出せないのではないでしょうか。

私の場合は、病棟で日勤→深夜勤→深夜勤、もしくは日勤→深夜勤→準夜勤を何度もこなしてきました。

私も経験あったのですが、上記で述べた勤務残業が2時間前後あるという事は・・・

朝の7時半までに出勤(日勤)して、夜19時半頃に日勤退勤します。そして自宅に一度戻り、その4時間後の23時半までに再度病院に出勤(深夜勤)し、翌朝の11時頃に退勤・・・・そんな事が当たり前のようによくありました・・・という事です。

そんな中、私の場合、唯一の救いだったのは病院の中に自分の疲れや不満などを相談できる同僚・先輩が最低3人はいた事(その逆の方ももちろんいらっしゃいましたが)です。

その節は本当にありがたい事で、私はおそらく、まだ幸せ者した(恩人です)。何故なら、職場によっては悩みがあっても周囲全員が「敵(相談しても噂にされてしまったり等)」となってしまう現場も耳にした事があったからです。

それでも、病院の中で長期勤務出来た最大記録は(いち職場で)3年半が限度でした。

今はかなり軽減されましたが、夜中に寝ている時「しないはずの救急車のサイレンの音」や「心電図の音」や「仕事をしている夢を見る事」がよくありました。

病院を去り、福祉系の仕事(介護系看護師)に転職した後、本当に貴重・かつ怖い記憶になってました。

そして、そんな中でも今なお戦っている看護師さん(同僚とか)が全国に何十万人もいるのかと思うと、たまに自分が(戦線を離脱したみたいで)情けなく感じる事もありました(今は違いますが!!)

では、何故、今はそれが違うのか!それは、次回の記事でお話したいと思います!

今後も看護師として尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
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