熱中症と隣り合わせの「夏バテ」と、その脅威に対する5つの改善法について!

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(尾道・福山で少子高齢化対策に関わるデイサービス看護師)熱中症と夏バテ!今後予防していく為の5つの留意点とは!

今年も、強烈な猛暑が続く中人間の体は劇的に変化を起こしています。

その自覚症状があるかないかでは、自分の身体の管理が出来るか、その危険性が大きく分かれてきます。

人間の体は極度の暑さ・寒さに対して体温を一定に保とうとする作用が通常働きます。いわゆる自立神経の力です。

しかし、その負担が過度に強くなると、その環境(今回でいう猛暑)に対応できなくなってしまい体内の熱を外に出す事が出来なくなったりしてしまいます。

一番分かりやすいのは「クーラーの使用」です。室内気温がクーラーで低い時、そして室外に出て猛暑にさらされた時、実は体内の自律神経は活発にその変化に対応しようとフル活動しています。

そうなると、自律神経に過剰な負荷、その後神経へのコントロール障害が起こります。

その障害が胃腸障害(最悪、心臓の心筋も含めた全身筋肉にも影響)も引き起こします。そして徐々に熱中症と同等の症状の仲間入りになってしまいます。

また、熱中症とまではいかなくても体がだるくなり、自律神経機能が十分安定しなくなったり、胃腸の不調が起こったりしてしまうと・・・。

それは「夏バテ」という状態になってしまいます。

上記症状含め「夏バテ」が起こる際のメイン的原因は主に3つと言われてるそうです。

  1. 脱水症
  2. 自律神経失調症
  3. 胃腸障害

以上の3つです。

脱水症が起こりやすいのは、汗をうまく体から外に出せないからだと言われています。人間は夏場ではちょっとした作業・運動をした特に2リットル以上の汗は余裕でかくと言われます。

そんな状態でバランスよく水分補給(一度に摂りすぎてもいけませんが)を出来てなかったら体内の不調が次々起こります。

体内から汗や尿でうまく水分(体内毒素も含めて)を体外に放出出来ないと、その水分は体内に蓄積されたままになります。

それは頭痛・鼻汁・浮腫(手足・最悪だと心臓)等起こり、悪化したら嘔吐・下痢とかいった消化器症状も出てしまいます。

また、夏場は気温が高い為、血管拡張作用と自律神経失調作用で胃腸への血流障害が起こりやすくなります。そして暑さで汗をかき、塩分も低下する事で胃などの消化液分泌も低下してしまいます。

そういった「胃腸の食物消化機能の低下」があるまま、冷えたお茶・ジュース等一度に飲んでしまうと、胃腸への負担は増大し下痢症状も起こります。

その結果、消化管の体温も低下し消化機能は更に悪化します。自律神経機能の低下も加わると本当に最悪で胃腸炎などの原因になってしまいます。

そうなると、上記でも述べた「夏バテ」という、病名に聞こえないような病気が完成してしまいます。

その夏バテの解消法の基礎は以下の5つにあるのではないかと考えています。

  1. 食事の基礎は1日3食を守ってバランス良く食べる事にあります。その際に朝は涼しい「食事の摂りやすい時間」なので、特にきっちり食べることが大切!
  2. 食欲がないなどで十分に食べられない時は、ビタミン、ミネラル中心の食事に切り替え、徐々に食べるようにする事!
  3. 食事がいまいち摂れない時は、トマトジュースもしくはリンゴ・ぶどう酢などといったフルーツ酢等活用し、ビタミンB1やクエン酸を補給する。
  4. 本当に食べられない時、サプリメントを使ってみるのもありかも。
  5. 下痢・嘔吐が継続している・頭痛が止まらない等あれば病院にご相談を!

では、次回は夏バテ解消で特に注目している栄養の詳細について少し書いていきたいと思います。

今後も看護師として尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

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