この暑い猛暑の中、若年者や中年者でも命に関わり、多くの方々が救急搬送されている「熱中症」。
そして、その引き金の一つとなっている症状、そう・・・
「脱水症」
今回は、この脱水症について考えてみました。
そもそも「脱水」とは言葉の通り、水が抜けると書いて脱水です。
これが更に意味深な内容になり、「人間の体内に蓄積されている水分が足りない状態」が脱水症だと呼ばれるようになりました。
通常、体内の水分は腸の便を出す時や、呼吸補助・皮膚から出る汗などでの蒸発といったいわゆる不感蒸泄作用により体外に出ているのです。
そこに、人間が1日に排泄する尿(500~700ml)を足すと、人間が体外に出す水分は1日に1~1.5リットルと言われています。
しかも、今は夏場です。水分蒸発量や利尿作用が強くなりやすい傾向も考えると夏場では2000ミリリットル、つまり2リットルは通常体外に水分が出ようとしているはずです。
しかし、高齢者だと老化による体内の変化で水分はあまり多く摂取出来にくい、そして、もし脱水症状(口の渇き等)が発生していても、悪化するまでその症状を自覚出来ない傾向があり、脱水症が進行しやすいのです。
通常、脱水症状の原因は
- 食事がうまく食べれない場合
- 熱発した場合
- 下痢症状が出た場合
- 薬(利尿剤等)の副作用の場合
- 血糖の変化が激しい場合
- 認知症の悪化の場合
などと言った場合が大半ではないかと考えられます。
そして、夏場ではそういった事(不感蒸泄)をコントロールしているはずの自律神経が猛暑の為、異変を起こし、上記のような食欲不振などの症状を助長させてしまいます。
では、その時(脱水症では)どのような症状が起こるのか!
- 全身に力が入らない!
- 頭痛がひどくなる!
- 吐き気・吐いてしまう!
- めまい、立ちくらみ!
- 口の渇きが強くなる!
- おしっこが出なくなる!
- 血圧が低くなる!
以上のようなケースの症状がよく聞かれます。
そして、最悪の場合「全身のけいれん」「意識障害(ショック状態)」に陥ります。
もし、最悪の状態の場合、医師による緊急対応が必要になります。
また、もし最悪でなくてもこまめな水分補給もままならず「下痢」「発熱(37.5度以上)」が持続するなら医師の早期診察が重要になってきます。
脱水症の予防策として大切なのは
- 適切な食事(量)が摂取出来ている事!
- 室内の温度の調整が出来ている事!
- 体温・脈・血圧等バイタルサインのチェック!
- こまめな水分・塩分・糖分補給を行う(糖尿病・腎不全等がある方はかかりつけ医と相談しながら)!
- 尿量減少・体重の激しい変化・下痢などがないか注意してチェックする事!
- 歩行・食事・睡眠・清潔保持が自力で行うか、もしくは誰かの介助により適切に行なえているか注意する事!
そういった対策意識も大切なのではないかと私は感じました。
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