本日、この記事を書いている「8月6日」は広島に住む人間にとっては決して忘れられない大きな傷跡の日だと思います。
そして「戦争」という血で血を洗う争い、「治安維持法」という絶対に作ってはいけない悪法の怖さを思いしらされる日でもあるはずです。
そう、B-29エノラゲイが広島市にウランの原爆を人間に向けて投下し、大量の人間が地獄を味わい、命を落とした日!
この日になると、私は本当に考えます。
かつて70年前の8時15分の原子爆弾投下時刻に合わせて「黙とう」という行為を行うと同時に、自分が「今の時代に生まれた事への幸せ」を本当にかみしめて、有効に時間が使えているか・・・という事を。
2015年のこの8月6日は、私は隣町の福山市今津町の長波(おさば)会館に、町内会主催の健康レクリエーションに参加させていただきました。
本当に楽しく、かつ私も町内の年配者の方々に「介護予防運動」を指導実施出来ました。
しかも、ところてんやスイカまでご馳走になり、本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。
こういった地域力に関われた事は本当にありがたい事です。こういった幸せも「戦争がないからこそ味わえる時間」です。
時間というモノが常に当たり前の産物では無い!という事を再認識させられる瞬間です。
実は、もう一つ私が危惧している事があります。
漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓二さんも触れていた(危惧されていた)事ですが、「治安維持法(戦争反対・他国アメリカとかの思想に賛同・共存を願った者を厳罰を処す法)」の怖さが被ばく・終戦してからの年数が経つにつれ、徐々に薄れてきているのではないかという事です(今年で70年目が来ました)。
ネット上で「国に対する批判」「他国(中国・韓国など)に対する批判」があった時、若者がよく無責任に「治安維持法再開しろよ!」とか書くSNSでの記事を目にします。
こういう記事を見た時、私は怒りと冷や汗が出ます。
治安維持法は原爆投下の要因の一つです。
それを何も後先考えず「やれ!やれ!」と書ける現代世代の人間の「戦争への恐怖の薄さ」にはあきれます。
「そんな事(治安維持法賛同)を平気で記事に書く奴はSNSなんかやめてしまえ!」と言わずにはいられません!
治安維持法は世界平和と経済の発展と生命の安全において絶対に再発してはいけない「危険因子(リスクファクター)」です。絶対に賛成など許される事ではありません・・・と、私はそう思いますが、どうでしょうか!
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