現在、いち看護師として、私は介護予防運動を福山市~尾道市で見学・実践等の活動をさせてもらってます。
私が看護師として介護予防運動で足を運ぶケースは職務・ボランティア等様々です。また、その現場ごとに活動させていただける時間や器材・人財も違いますし。
現在、各デイサービス・デイケア・老人ホーム・地域包括支援センター主催の介護予防活動などの現場で介護予防運動・個別機能訓練が行われているとも思います。
ただ、地域包括支援センターはボランティア的な活動に近く、加算は取りませんが。
私もその各職種での介護予防運動・個別機能訓練を見学(時には実施も)した事がありました。
(ただ、私の場合は特にデイサービスにボランティア等で足を運ぶ事が多かった気がします)
そして、今は私自身がいろいろな手段を工夫して介護予防運動を試みたり、様々な方法を模索したりしています。
ただ、私の場合・・・
最低以下3つの注意点にこだわり、介護予防運動を尾道市~福山市内で行っています。
- 参加者(高齢者)の立場・心身の状態を考え、無理はしない。
- 体操は必ず1クール30分未満が限度。
- 体操の最初・途中・最後は必ず腹式呼吸による深呼吸を適用する。
これは、どの現場においても私は基本的に方針は変えていません。
この方針を決める際は、今までの福祉・医療現場での業務を経験した上で、自分だけの判断ではなく・・・
各医療・福祉の専門職者の方々のアドバイスも判断材料にしています。
上記3つの内容は高齢者の方々の医学的にも日常生活の点からしても、本当に重要な事なので特に「重要視」しています。
そして今回は3番目にある「体操の最初・途中・最後は必ず腹式呼吸による深呼吸を適用する。」について少しお話出来たらと思います。
腹式呼吸で私が注目したのは
- どんな現場でも恥ずかしがらず安心して行える呼吸法!
- 胸式呼吸(ラジオ体操等の)よりも効果がある事!
- 胃腸の刺激(骨盤底筋群等)により便通にも良い影響を与える事!
- 風邪とかひいている時に痰を出しやすい!
- 風邪とかで咳が出た時も呼吸困難を軽減出来る!
- 心身のリラックスに効果的!
- 肺の隅々まで酸素が届くので、体操して酸素を欲しがっている筋肉へ十分な酸素供給が出来る!
- (7と並行して)血行も良くなり、筋肉への負担も軽減するので、心臓への負担も軽い!
これは本当に丸暗記して覚えておきたい位大切な「深呼吸の基礎」です。
私が介護予防運動を行う際に、よく体操に参加されている(デイサービス等の)高齢者の方々に必ず尋ねられる事があります。それは・・・
「藤原さん、体操で一番おススメなのはどんな体操ですか?」
そして、その解答に関して私は必ず・・・
「最大の優先すべきは腹式呼吸です!」
そう常に解答させてもらってます。
腹式呼吸は上記の最低8つもの効果が期待出来る「体操と健康と呼吸の最高のマッチング」種目ですから・・・本当に大切です。
ひょっとしたら、これさえ日常的にうまく出来ていたら(お年寄りが内服している)定期処方薬は少し減らせる何らかの効果が得られるのではないかと思いたくなるほどの・・・。
というわけで、次回は腹式呼吸の手順を簡単にお話出来たらと思います!
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