これから増え続けそうなアノけがについて!

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(尾道・福山で少子高齢化対策に関わるデイサービス看護師)これから増え続けそうなアノけがについて!

これからだんだんと気温が低下し、秋から冬へと変化するとそれに応じたけがや事故が発生する頻度は高くなりやすいです。

その中でも私が今回注目しているケガとは・・・

やけど(熱傷)です!

ちなみに私の職場はデイサービスですが、老人ホーム・軽費老人ホーム・高齢者住宅施設とかでは特にこの「やけど」という事故は曲者(くせもの)です。

高齢者のやけどによるトラブルは年々痛いほどよく耳にします。

最悪の場合「火事」になるような事態も・・・あなどれないです、火器のトラブルは!

そして、意外とやってしまう「やけど」の発生した時のミスとは・・・やけどをした後の処置が分からず初期対応を誤り、重症化してしまう事です!

では、そうならないようにするにはどうしたらいいのか?

やけどの範囲が狭い時は、冷水や水道水で痛みがひくまで冷やします。その際に蛇口から出ている勢いのついた水を直接やけど部分に当ててはいけません。水の当たる圧力で炎症がひどくなる事があります。

やけどの範囲が腕の半分以上とか(少し範囲が広い)の場合、冷水・水道水で冷やします。その後に濡れたタオルや氷水を入れたビニール袋とかでやけど部分を冷やします。衣類で覆われていても、そのまま着用しておく・もしくは衣類がないなら別の布を着用させ、医療機関で診察を受けるようにします。

やけどの範囲が広範囲の場合、上記のような方法でやけどした部分は冷やすようにします。ただし、冷やす範囲が広い場合、低体温の危険があります。なので10分以上の冷却は避ける事が大切です。特に小児・高齢者は注意が必要です。

塗り薬・油・消毒剤・民間療法(アロエ使ったり)は使用出来ません。使用してしまうと感染の原因になったり医師の診察の障害になる事があるからです。

手足のやけどであるなら、やけどした部分は高くします。

意識障害がなく、吐き気とかなく医療機関の到着まで時間がかかるようなら水分補給を行います。

上記でも述べた「冷水などでの冷却」は鎮痛・腫れ(水泡)の予防にも繋がりやすいので重要です!何よりやけどの悪化を防ぎ、感染症を予防し、手術する事さえ未然に防げる可能性(早期治癒の可能性)が高くなります。

以上の理由から、やけどの時は「焦らず(パニックにならず)やけどの部分を早く冷やす」が鉄則となります!

今後も看護師として尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
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