自己生命の延命の責任は生前にしておきたい!

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(尾道・福山で少子高齢化対策に関わるデイサービス看護師)自己生命の延命の責任は生前にしておきたい!

私は今まで老人ホーム・デイサービス・病院に就職し、様々な経験をさせていただきました。

そう、看護師という立場から様々な経験を・・・

もし、まだやってない、もしくは見てきてない経験があるとすれば・・・

病院なら集中治療室・手術室・産婦人科系くらいなのかな・・・

ちなみに・・・

急変時の処置はどの現場に行っても「付いてまわる処置」です。

私は病院で、意思表示を出来ない(しない)まま陥った多くの寝たきりの方々を見てきました。

そんな人達に出来るケアはどうしても下記のような「処置」がルチーン化して必要化されます。

胃瘻・褥瘡・吸痰・点滴の穿刺と薬剤投与・投薬管理・オムツ交換(便尿失禁用)・人工呼吸器着用等・・・。

そういう患者さん対看護師さんの比率はかなり激しさを増しています。

だから、そういった事が必要な職場さんの看護職求人は決して少なくないと思います。

私もそんな患者さんの「自立」と「自由」を少しでも確保出来たら・・・

そう思い、限られた現場の時間を使い、その方法をいくつか実践しようとしました。

だが・・・

現場はなかなかそれを許してはくれないのが「現実」でした。

病院という場が必要としている看護職とは、その大半が上記「処置」をしてさえくれたら充足される現場だからです。

そんなテリトリー(領域)に「在宅」や「地域ケア」を希望するなら・・・

患者とその家族は一体どれだけのスタッフと時間をかけて調整が必要なのか?

その相当な(高い浪費)エネルギーを使うくらいならどうしても「病院任せ」になるのです。

いや、病院に任せた方が「楽・安心」だし、その現場で不満があれば、全て「医療従事者のせい」に出来ます。

そうなれば、もう「病気」と「老衰」・「尊厳死」と「安楽死」の区別などどこまで出来るのでしょうか?

自分の家族に医療関係者とかいれば、まだその判断が少しは冷静に出来るのかもしれません。

しかし、それが出来ない世帯は・・・きっと大事(おおごと)なのではないでしょうか?

なら、せめて今自分に出来る事とは「自分がどこまで生かされたいか」を自己判断出来るうちに何かに意思表示しておく事、なのかもしれません。

実のところ高齢者のうち、約8割の方が病院で最期を迎えています。

この事実をどう受け止めるべきかという事だと思います!

今後も看護師として尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
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