男性看護師という目線で見た人の観察と、SNSでの人の観察について

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(尾道・福山で少子高齢化対策に走るデイサービス希望看護師)SNS・リアルともに行う大切な事!

皆様、貴重なお時間の中私の記事を見て下さり、本当にありがとうございます。

今まで、介護保険関連の話題が多かったので、少し違う話題をしたいと思います。

私は、看護師です。2012年時点で病院で勤務していた頃にはすでにSNS(Facebook・LINE・Twitter等)が存在していました。

ここで、いきなりなのですが・・・・・

私のような看護師という人種は人をある方法で観察し治療・ケアに関する計画を作成し、実際リアルに人間に接してそれを実行します。その際によく使われる看護・治療計画作成方法の一つにSOAPと呼ばれる手法があります。

SOAPとは(ボディソープの事じゃないですよ(笑))

  • S(Subject):主観的データ。患者の発する言葉の情報
  • O(Object):客観的データ。患者の体・その動作の状態・周辺環境等、いわゆる目で見たり触ったりして得た情報
  • A(Assessment):上記、SとOの情報から考えられる事とそれに対する対応策の予想
  • P(Plan):S、O、Aをもとにした治療、ケアの簡潔な方法のタイトル、もしくは実施内容

 を指します。これが出来なければ当然、人の命に関わる事になりかねません。

では、同じ人を観察し相手をお友達かどうか、もしくはお友達にしてもいいかどうかを判断するSNSの場合だと・・・・。すでにお気づきの方も多いと思いますが、S(相手の会話)だけでA(アセスメント)とP(実施案)を考えないといけません

ですので、もし、SNSを重要な商用目的・もしくは自社の宣伝で使うとなれば、看護師さんが現場で人を観察するよりも更に高等なテクニックが要求される事になります。

あと、SNSでは写真添付とかの機能が付いているので一見、O情報(目で見た情報)のように思えます。
だが、それも結局自分の写真の使用なのか、他者の写真の引用なのか直接その本人にリアルに出会って確認するなりしないと、おそらく分かりません(動画はある程度リアル描写が見れれば有効性は高いかもしれませんが)。
(注意:ただしそれでも、お遊びでなく真剣に記事を書くのでしたら特にFacebook系の記事には必ず写真は貼ってください。理由は、また次回の記事あたりでお話させて下さい)

だから、SNS・・・すなわちソーシャルメディアを使用する際、どこまでの使用で重きを置くかがとても大切になってきます。
ソーシャルメディアを使用する理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は自分のアピールとしてはある程度は使用するけど、とりあえず「疲れない程度」に使いたいという範囲で使用しています。

人に褒められたい・アクセス数を沢山稼ぎたいとかいう考え方もある方も多くいらっしゃるとは思いますが、SNSが”会話だけでしか情報を得られない”システムに特化しているのなら、その方のアピールしている文書のやりとりをしっかり行い、時には自分と共感できる記事を書いて下さったり応援して下さる方とお友達になり、更に明るい会話や重要な情報を小刻みにやりとり出来ればいいなというのが、いいのかもしれません。

またそれとは逆に、仮にリアルに出会った人と友達になったからって、その方の本質まで完全に見抜けるわけではなく、それが時に揉め事に繋がる事例も数多く聞いてます(友達の友達に、”私とお友達になってください”と申請メッセージを送った時など・・・)。

だから、もしSNSである程度何かをやりたいという目的があるのなら

  • SNSにどこにまで力を注ぐのか
  • (他者が見ても痛い気持ちにさせないような記事の書き方等)正しい使い方を知っておく事
  • 自分である程度SNSを使うルールを決める事

は大切なのかもしれませんね。

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