私達が、60歳を超えた頃には
介護保険のサービスを受けたいと
思っても、もう受けられるサービスはほとんど無いかも・・・・・・
毎月、きちんと介護保険税を
支払っていても、よほど
寝たきりレベルで重症化でもしない限り、杖1本貸してもらえないかもしれません。
今後、介護保険法に定められている
介護サービスのいくつかは
財務省と厚労省で深く『見直し』『検討』の段階に入っていく事に・・・・・・
医療・そして介護保険法も現在
すさまじい程に、制度改正が
頻回に起こっています。
2~3年前は『あって当たり前』と
思っていた制度も、この約2年後には
跡形もなく消えているかもしれません。
そうなると、今後は・・・・・・
『患者さん』も『要介護者』さんも……
ある程度の医療福祉の情勢は
新聞など読みながら、こまめに
認識していかないといけない時代に突入してきました。
今後、デイサービスも
訪問介護も、居宅ケアマネも
担当枠が減っていきます。
デイサービスは、要支援者
(要支援1・2)は地域支援事業で
サービスを受ける配置になります。
また、記事のトップにもありますように・・・・・・
福祉用具レンタルも、要介護1・2の
高齢者は介護保険サービスで
借りられなくなるそうです(基本全額負担の方向に)。
また、あまりニュースでは
放送されてませんが・・・・・・
居宅介護支援事業所の
ケアプラン管轄から要介護1・2が
外されるという話まで。
(デイ関連等の介護予防指導者が
担当して立てるプラン様式になるとか)
つまり、こうしてコツコツと
『福祉サービスのカット(打ち切り)』が、始まっていく事になるようです。
昔は、長生きする事が
国の名誉のように叫ばれてきた
クオリティオフライフ時代。
それが、今は……
『クオリティ・オフ・ライフ』でなく
『どのような安らげる最期を
迎えるか真剣に考える時代』
すなわち『クオリティ・オフ・デス』の、
段階に入ったのではないかと思われます。
私もそうですが、いつもどの現場に
いても、情勢を見逃さない目は常に養って動こうと思いました。
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