看護師教育の利点が活かされてない職場の背景5点と税金との関係

Pocket
LINEで送る

(尾道・福山で少子高齢化対策に走るデイサービス希望看護師)看護師の成長の応援について!

皆様、貴重なお時間の中私の記事を見て下さり、本当にありがとうございます。

以前から私は考えていた事がありました。

それは、日本看護協会の会員制が活用されている職場さんが現場ごとに違うという事です。

ちなみに「日本看護協会」というのは、看護師としてお仕事をされる職員さんの成長と未来を応援し、全国的にも多大な注目を受けている、重要な機関です。(説明が簡単ですいません)

そして、私も日本看護協会が主催している勉強会や方針には高い興味と未来を感じています。昔、私も協会主催の勉強会では大変お世話になりました。

が、しかし、そんなせっかくの素晴らしい協会が一般の病院ではどう見なされているか、私が病院に就職した時に「それ」を知り、大きなショックを受けました。

私は何ヵ所かの病院で勤務してきました。それで分かった事があります。

病院に就職した際には大抵の看護師さんは「日本看護協会会員」に入る事を説明を受け、看護協会会員になります。その後に月毎の会費を給料から天引きになるようになっています。

しかし、この会員制の特権である「月毎の専門性を学ぶ勉強会」について実際、現場の看護職員が活用出来ている職場と、そうでない職場との格差が激しかったのです。

私が最後に働いた病院さんは、ある程度新人教育には活用されている様子が見受けられました。しかし、その前に働いた職場さんは、それが全くと言っていいほど機能してなく、新人も中途採用の職員も日本看護協会会員制の勉強会には行けない状態でした。

そして、協会制度が活用出来ていない職場の「原因と背景」に驚愕しました。

  1. 職場がハード化(息を引き取られた患者さんへの対応・急変対応・化学療法・麻薬鎮痛剤の管理等の業務+数十人の患者さんの点滴やバイタルサイン測定・病状観察と担当医報告とかいった受け持ち業務等も含めての事)な為、新人職員も下手に下手に休ませられない
  2. 職員はハード化で疲労困憊な状態な為、自分の公休日や夜勤明け時間を使ってまで勉強会には行けず、自宅で寝る新人・中途・中堅の看護師さん・・・。
  3. 上記のような背景を恐れて会員を拒否した職員にまるで戦犯者扱いみたいに冷ややかな言葉をたまに浴びせる上司(「あーあ、他の人はみんな入ってるのにね~」みたいに)
  4. 看護協会勉強会に行けるのは(病院の勉強会休暇申請を提出しやすい)上司だけ。
  5. 看護協会勉強会に参加した上司によっては勉強会に行った事を部下に伝えれてなかった。その為、上司が日勤を休んだ理由を同じ現場の職員が知らなかった為、職場が混乱した

が印象的でした。

日本看護協会というのは「看護師の未来を育成サポートする」大切な機関です。

だからこそ、日本看護協会という大切な「成長の機会」を新人や中途採用の職員から奪われる事がない事を願わずにはいられないです。

これからどんどん少子高齢化は進みます。日本で看護師の資格を持ってるのに働いてない職員さんは約60万人と言われてます。足りない人数は外国の方に頼みますか?しかし、そのサポートには相当お金(国家予算)使うと思います。そして、その予算は・・・・そう、私達の払っている「税金」です。

ならば、その約60万人の看護師の方々の復帰サポートを考えた方が税制上とてつもなく良いのではないでしょうか。それが据え置きになってる事もヤバイのではないかとも思えます。

だからこそ、新人や中途採用の職員さんの未来を守るためにも、今後も協会の存在の見方を病院さんでも国的にもしっかり”打ち合わせ”する必要性があるのではないかと私は考えています。

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
もし、記事に共感いただけましたら” ↓↓ 下のボタン ↓↓ ”をどうか押していただけると幸いです。

皆様の応援が、私の更なる活動の活力につながります。

Pocket
LINEで送る

follow us in feedly


コメントを残す