介護予防訓練・運動時の注意点ー福山~尾道間での経験(その6)

Pocket
LINEで送る

(尾道・福山で少子高齢化対策に関わるデイサービス看護師)介護予防訓練で気を付けたい事6

皆様、貴重なお時間の中私の記事を見て下さり、本当にありがとうございます。

以前記事で、介護予防訓練の際は「伸ばす筋肉を意識する際注意が必要」だという事について書いてみました。

では今回触れていきたい議題は、介護予防訓練で椅子を使う際「椅子は浅めに座り、姿勢に注意」する事についてです。

ただ高齢者の方々によっては姿勢が十分に保てる方と(病気などが原因で)それが出来ない方とがいらっしゃると思います。

ですので、本当にしんどい時は「無理はなさらず」、また、椅子に浅く座る際はくれぐれも転倒にはご注意願いたいと思います。

では、本題に戻りますが、何故そこまでして「椅子に浅く座る」事を重要視するのか?

その理由の一つは「背骨」がゆがみ、猫背(もしくはそれが悪化)になるからです。骨が変形し、猫背になると首や肩への疲労も増し、(風邪などの)呼吸器系の病気になりやすいと言われています。

また、猫背は前傾姿勢なので臓器が圧迫されて胸焼け・胃痛の原因になる事もあるようです。 何より背骨がゆがみ、骨どうしが削れますので腰椎椎間板ヘルニアという病気にもなりやすいです。

では、二つ目の理由ですが、体操の際は基本、椅子にもたれかかって運動していただく分には構わないのです。しかし、その際「椅子にもたれかかる」という行為は楽に姿勢が取れる分、腹部に力が入ってしまい(緊張し)ます。

すると便秘とかしないように使う筋肉(骨盤底筋群)は逆に緩んでしまいます。

それに加え、腸以外でも胃や肝臓・膵臓系などの消化器系臓器を圧迫してしまいます。

その結果、便秘を更に助長させてしまう結果になり兼ねません。

ですので、日常生活・体操時等で椅子に座る際に、少し浅めに座り背筋を伸ばす習慣というものは大切になってきます。

今後も尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
もし、記事に共感いただけましたらシェア、もしくは以下の” はてなブックマーク・Twitter・いいね! ”ボタン等を押していただけると凄くうれしいです。

皆様の貴重な応援が、私の更なる元気と勇気につながります。

Pocket
LINEで送る

follow us in feedly


コメントを残す