「笑顔」に潜む生への活力と毒の要素!

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(尾道・福山で少子高齢化対策に走るデイサービス看護師)「笑顔」に潜む暖かい「愛情」を考えてみます!

私は少し前に「貴方にとって笑顔とはなんですか?」と問われた事があります。

私は答えました。

「笑顔とは自分も沢山の人も幸せに出来る最強最高の能力」だと。

そう答えたのには理由があります。

私は自分が病院で昔勤務していた頃に多くの冗談を語り合い、笑いを交わしたご高齢の女性(患者さん)がいました。

その患者さんはしばらくして急変して息を引き取りました。

私は、その人の死後の処置に関わりました。死後の処置後、ご家族(患者さんの娘さん)が私におっしゃられました。

「藤原さんと毎日冗談を言う時間が母にとってすごく楽しかったそうです」と。

なので、私もすでに永眠されているその方に声をかけました。

「~さんの冗談は私の方がすごく元気貰ってて、仕事の緊張も適度にリラックス出来てたんです。~さんとの冗談言って笑い合った日々はずっと忘れません。ありがとうございました!」と。

私の場合は医療のピリピリした現場の中でありながらも冗談の語り合いでお互い喜び合う時間を築けた方との会話を例に「笑顔」の事例を挙げてみました。

ただ、笑顔は、医療・福祉のみに限らず、どの現場でも良くも悪しくも大きな影響を与えるのではないでしょうか。

簡単な例として、スーパーとか喫茶店のレジでそんなに客が多い状況とか特別な事情でもないのに店員さんが無表情・もしくは険しい表情をしてしまうとどうでしょうか?

そのお客さんはその後にそのお店には行きにくいと思います。

逆に、言葉自体は簡潔であっても相手と同じ目線で笑顔で優しくレジでお釣りとか渡してくれる店員さんだとどうでしょうか?

その店員の人のみならず「お店」自体、好感度が高くなるのではないでしょうか!

というわけで、笑顔とは本当に自分にも周囲にも即効性の高い影響力を及ぼすモノだと考えています。

かつ、笑顔は個人(プライベートだけ)で抱く愛情だけでなく、他者(職場やサークル・学校などでも)に注ぐ愛情も関係している大切なコミュニケーション能力でもあると考えています。

しかし、だからといって人間、無理に「作り笑顔」すればいいかというと、それも少し違う気がします。

その要因は次回にお話したいと思います。

今後も尾道市・福山市を起点に更に(運動器)介護予防訓練頑張ります!

※ 皆様、貴重なお時間の中、記事をお読みいただきありがとうございます。
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