皆様、貴重なお時間の中私の記事を見て下さり、本当にありがとうございます。
以前の記事で「うつ発作」が一番恐ろしいのは「治りかけ ・克服しかけ」の時だという事を述べさせていただきました。
その治りかけの状態、すなわち”回復期”の時に何が必要なのかを「私や私の知人の実体験」も踏まえたうえでお話していきたいと思います。(周囲の人たちはどうサポートしたらいいのか!)
と、その前に・・・
ここで、一つ私が医学的視点でも胸を張って断言できるのは、はっきり言ってこの世の中に全くうつじゃない人間など普通は100%存在しないはずだという事です!
逆に「私はうつじゃないよ!」と言っている方はかなり恐ろしいです。他者への同情・愛情・感動・悲しみ・そして自分自身の成長に向けての向上心など、人間的な感情が少なからずあるなら、人生の壁(うつ)は必ず存在しゆるモノであるからです。それが(大した根拠もなく)「私はうつじゃ無い」と豪語するという事は”私は人間的感情は持っていません!(もしくは)気にも留めません!”と断言しているのと同じだからです。・・・という事になります。
で、本題に戻ります。
(知人の方でうつの人がいらっしゃり)うつが回復に向かいかけている時に絶対に意識して欲しい事!
それは、辛い事を思い出させないように(臭いものに蓋をする)といった行為・言動ではなく、しっかりうつの原因を振り返りやすいように“辛かったトラウマ”を吐き出させる存在になる事です。
私は、この方法を他者に強要するつもりはありません。下手をしたら相手の心を壊しかねないからです。
ただ、ここで・・・以前私が書いた記事「(ソーシャルメディア等を例にした)本当の友達・仲間とは?」に繋がってきます。 つまり、楽しい時だけお付き合いし、仲間が本当に辛く苦しい時に“同じ目線で話を聞く”事が出来なかったら・・・。 はっきり言ってそれ、本当の友達ではないですよね。
そういう事なのです。 そこを踏まえた上で、もし私は身近な仲間が「うつ」で悩んでいたら、しっかり悩みを吐き出させ、心の整理をさせてあげたいです。
そして、その仲間がポジティブな選択肢を出来るように支えていきたいと思います。
だからこそ、うつの事を「心の弱い人間がかかる病気」とか「無責任な奴ほどかかりやすい」といった誤った認識は絶対に捨てていただきたいと(そう思ってる方々に)お願いしたいです。
弱い人間とか無責任とか思ってる人は、裏を返せば「自分にとって役に立たない(利益を生み出さない)人間はとっとと切り捨てます!」と豪語しているのと同じではないですか。
ちなみに、「切り捨て」と「言動の簡潔明瞭な表現」は意味が全く違います!(よく勘違いしやすい例なので)。切り捨ては「利益主体」、簡潔明瞭は「コミュニケーション相手の意志主体」だという事です。
もし私ならそんな人(切り捨て方式な方)には絶対近づきたくないです(特にプライベートならなおさら)。
でもって、そういった様々な要素が絡んでくる「うつ」という疾患を本当に甘く見てはいけないと思っているわけです。
確かに「うつ」は人生の壁としては人を大きく成長させてくれます。
されど、人の感情は”デジタル(0か1か)”ではなく”アナログ(簡単に四捨五入出来ない)”なのでは・・・。
となると、作る必要のない「うつ」まで生み出す必要はないとも言えるのではないでしょうか!
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